デザインのクオリティ、印象に影響するパターングラフィック
パターングラフィックはデザインのクオリティ、印象に影響し、 これらを研究することで、今後のデザインの質の向上につながる。 そこで、最近のWebサイトではどのようなパターンが使われているのかをまとめた。
①ライン&ドット
細い斜線や細かな点を規則的に並べたパターン ドットに関しては、最近では写真や動画にフィルターとして活用されている →低解像度の画像の粗を少なく見せることができる
参考 area51filmes
②幾何学
三角形、方形、菱形、多角形、円形などをパターン化したもの 特徴があるので、印象に残りやすい。最近ではコーポレートサイトでも見かけるようになってきた
③グラデーション
2種類以上の色が段階的に変化するもの 最近のフラットデザインには色相の近いグラデーションが取り入れられている
参考 zimya
④地紋
ロゴやシルエット、図柄などを配列したパターン イラストを使用すればポップな印象に、モノグラムパターンを使用すれば高級感を演出できる、 というように 図形によって、様々な印象をつけることができる
⑤質感のあるテクスチャ
金属、木材、紙など、実際の素材をモチーフにした質感のあるパターン 実際の素材を用いるので、ナチュラル、リッチな表現に向いている
参考 株式会社 京都麻袋
⑥動く背景
JSやGIFアニメーションなどを用いた手法 効果的に使用すればユーザーの目を楽しませることができ、サイトの滞在時間を延ばすことができる
参考 s5-style
結果
背景は、サイト全体の印象を大きく変えてしまう。 中には、要素にパターンを使いすぎて、重要な部分に目がいかないサイトも多くある。 必要な箇所を見極め、効果的に使っていきたい。
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