■目的
全国的に電気料金が値上げしている中で、出来ることを実践し、
無理のない範囲で1円でも多く節電する為に、知識を習得する。
■値上げの原因
そもそもなぜ値上げしているのか。
その原因は2022年2月から世界情勢の変化により天然ガスや石油、石炭の調達コストが高騰し、電気料金の値上げに繋がっているからだ。
■家庭における電気の使用割合
※夏季の点灯帯(19時頃)
1位:エアコン
2位:照明
3位:冷蔵庫
もちろん使う家電によって電気使用量は変わってくるが、主にこの3つが挙げられる。
また、最新の家電は電力消費が小さくなるようにできていることが多いので、
家電を買い替えることで省エネや節電になることもある為、検討する価値はある。
■どのような節電対策があるのか
少しでも電気代を抑えようと電気を使用しないという選択をする人もいるが、
連日気温が高く、厚さ指数が「危険」となっている状況の中でのその判断は非常に危険だ。
お金も大事だが、命よりも大事なものなのか今一度考え直し、できることから節電対策を始めてほしい。
▼エアコン
・冷房を27~28℃にすると約940円/年の節約。
・冷房の稼働を1日1時間減らすと約580円/年の節約。
・フィルターを月1、2回清掃すると約990円/年の節約。
▼テレビ
・画面の明るさ設定変更で約840円/年の節約。
・視聴時間を1日1時間減らすと約520円/年の節約。
▼照明
・蛍光ランプをLEDランプに換えると約7倍長持ちし、蛍光灯からLEDシーリングライトへの交換で約2110円/年の節約。
・白熱電球の点灯時間を1日1時間減らすと約610円/年の節約。
▼冷蔵庫
・冷蔵庫の周囲に隙間を作ると約1400円/年の節約。
・冷蔵室に入れるものを半分にすると、約1360円/年の節約。
▼調理家電
・電子レンジで野菜の下ごしらえをすると(ガスで調理するより)約990円/年の節約。
・電気ポットの保温時間を減らすと約3330円/年の節約。
▼洗濯乾燥機
・まとめ洗いで洗う回数を半分にすると約4510円/年(電気料金+水道料金)の節約。
・自然乾燥と乾燥機を併用すると約1万2230円/年の節約。
■まとめ
上記に挙げた節電対策は一部の為、まだまだ出来ることは沢山ある。
また、節電は強要するものではないが、少しの意識で後々電気代の節約に繋がるので、
出来るところからチャレンジしていきたい。